ボンバーマンの徒然なるままに

オタクが日々思ってることをつらつらと

波よ聞いてくれの波に乗れ

波よ聞いてくれが放映されましたね。

 

 

来年春アニメの覇権がもう決まってしまったかぁ〜って感じです。

私は2016年ぐらいから読んでたので最高な気分です。

思わず五反田のエクセシオールカフェでトイレに並んでツイッター開いたらこのニュースが飛び込んで来て「波聞きアニメ化マジ!?」と声を上げてしまいました。

(ごめんなさい)

 

今回はそんな波を聞いてくれという大きな波に乗っかってもらいたく、

波を聞いてくれの推しポイントを皆さんに紹介したい

 

あらすじ

北海道、札幌でスープカレー屋、「ボイジャー」の店員として働く鼓田ミナレ。

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鼓田ミナレ



 

失恋トークを酒場で披露したらの内容を地元ラジオ局「藻岩山ラジオ」(MRS)のディレクター、麻藤兼嗣に密かに録音されていて、翌日生放送でオンエアされてしまう。

 

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MRSラジオチーフディレクター、麻藤兼嗣

 

激昂したミナレはスタジオに乗り込み、弁明する。すると思いのほか好評でミナレは自身の冠番組を持つことになるが....

 

以上があらすじだ。現在6巻まで刊行されているが、ラジオ漫画とは?となる一面が多々あるがそこは追い追いこの後の推しポイントを読んで体感して欲しい。

 

 

第1波:勢いは荒波

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このシーンはアニメ化宣伝映像でも入っているがなかなかインパクトのあるシーンだと思う。このシーンで読者、いや聴衆を強く引き込んでしまうのだ。

まずは、このシーンを見て欲しい。

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!!!!????

これラジオの漫画だよな…と思ったそこの貴方、大正解。

ラジオの漫画らしくないシーンが目白押しなこの漫画。

最近の漫画市場のニューウェーブ間違いなし!!!

 

第2波:人間臭いキャラ

この漫画は、キャラクターの人間臭さが魅力的だと個人的に感じている。

主人公の鼓田ミナレの微妙にクズなところや、自分にまっすぐなところはグッとくる人も多いのではないでしょうか。

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ラジオで元彼への復讐を試みるミナレ

ラジオ局(MRS)のメンバーもキャラが立っていて非常に良い

先ほど紹介したミナレをラジオ局に引き込んだ麻藤を始め、放送作家の久連子克三(くれこ かつみ)

 

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先輩ラジオパーソナリティーの茅代(ちしろ)まどか 、

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ADの南波瑞穂(なんば みずほ)

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ラジオ局のメンバーも個性溢れる存在だ。

カレー屋、「ボイジャー」のメンバーも個性豊かだ。

アニメ、コミックスを確認して確かめてほしい

 

第3波:力強い言葉の波

波よ聞いてくれ」は、その言葉ひとつひとつが面白く、力強い。

自分が印象に残ったのはこのシーンである。

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このシーンは心に薄暗いものを抱えている人や、自分は陰キャだと思う人には刺さるシーンだと思う。うまくはいい表せないが、自分だけではないんだと思えたシーンだった。

そんなシーンがたくさんあるので、是非とも読んでほしい。

 

第4波:ラジオ番組をラジオ漫画で伝えるということ

ラジオというのは音声のみだからこそ、伝わる面白みもある。

自分も某TOKYO FMSCHOOL OF LOCKを聴いていたが、音楽との新しい出会いには感動したし、自分の好きなアーティストが広がっていくあの感じは堪らなかった。

皆さんもこのような体験があったら嬉しい。

星野源のRADIPEDIAとか、オールナイトニッポンとか、文化放送のA&GでやってたLady Go!とかね… 懐かしいなぁ…)

また、ラジオというのは一種の逃げ場としての役割を果たしているんじゃないかと思う。

パーソナリティーがいて、リスナーがいて顔を合わせたコミュニケーションというのはなかなかできないが、その面白さだったり、そのラジオ特有のゆるさが逃げ場として機能を果たしているんじゃないかなと思う。緩い束帯はコミュニティーとしては弱いが、繋がりとしては心地良いものなのではないか。

そんなラジオを漫画で取り上げるというのは、ラジオに注目が集まるいいきっかけになるのではないかと思う。

ラジオを漫画で取り上げるというのはそれほどに意味のあることだと個人的には思う。

 

 

最後に。

最後は湿っぽくなったが、基本的には笑いあり、アクションあり(???)、涙ありな

ラジオを題材とした漫画だと思ってほしい。どちらかというとギャグ的な要素が強い。

アニメも1話目は視聴したが漫画の面白さをうまく引き出せていたのでは?と思う。

(冒頭のシーンがまさか3巻目からのシーンだとは思わなかったが)

 

現在5話までNetflixAmazon Primeビデオ他で配信しているので是非ともチェックしてほしい。

TVアニメ『波よ聞いてくれ』公式サイト

 

 

 

この記事と「波を聞いてくれ」が新型コロナウィルスで退屈になってしまった生活に新しい波を与えることを願って。